
FXで
・全く儲からない
・初心者は何に気をつけたらいいの?
と思ったときに、真っ先に学ぶ必要があるのは「期待値」という概念です
この記事にたどりついたあなたは、研究する意欲がある方だと思います
- 期待値ってなに?
- 期待値を知ってどうなるの?
- 期待値を具体的にトレードに落とし込む方法
について、初心者の方でもわかりやすく解説します
これは投資やギャンブルでも応用が効くので「稼ぐ力」に直結します
期待値を知らないとFXで勝ち続けるのは99.9%以上むりやで!
頑張って学ぼう!
そもそもFXにおける「期待値」ってなに?

期待値をめっちゃ簡単に言うと
「1回あたりのエントリー⇨決済で稼ぐことができる可能性を持つ値」
です
簡単な例を出してみます
あなたはある条件で「2,000回」トレードをしました
利益は10万円でした

この場合の期待値はいくらですか?
この問題をサクッと回答すると
100,000÷2,000(回)で
A.50円

となります
小学生でも解けちゃう問題ですよね
でも、これは期待値の概念であって、
トレードにおける正解ではないんです
期待値を知ってどうなるの?

大事なのはここからです
期待値の理解が深まればFXで長期的に稼ぐ力がグッと高まります
「過去で稼いだか」ではなく「未来で稼げる可能性があるか」
冒頭で期待値は
「1回あたりのエントリー⇨決済で稼ぐことができる可能性を持つ値」
と表現しました
ここで重要なのは
- 1回あたりのエントリー
⇨決済で稼いだ値 - 1回あたりのエントリー
⇨決済で稼ぐことができる可能性を持つ値
上記の違いを理解できるかというところです
前者は結果
後者は可能性
を示しています
例を一つ出してみます
【1995年の1年間、ある手法で自動売買を稼働した結果】
100回トレードして100万円稼ぐことができました
確かに素晴らしい結果。
ですが、この情報だけで
あなたは2021年、同じ方法で戦いますか?
もしかしたら1996~2020年までは全て年間でマイナスかもしれません
1つの結果から考えるのではなく、いくつかの結果から「可能性」を考えるのが
FXの勝ち組になる秘訣の一つ目です

その値は信頼できるか?
「可能性」=「絶対」
ではないことぐらい、小学生でもわかると思います
FXではこの可能性をできるだけ高めなければいけません
そこで大事なのはその手法の「信頼性」です
一つ例を出してみましょう
- 3回トレードして3,000円の利益が出ました
- 100回トレードして100,000円の利益が出ました
1回のトレードでの期待値はどちらも1,000円です
あなただったらどちらのトレードを信頼しますか?
圧倒的に後者なはずです
理由は直感的にわかると思いますが「試行回数が多いから」

試行回数が多ければ多いほど期待値の信頼度は上がっていきます
※FXにおいて例外もあるのですが、今回は割愛します
つまりより多く試行回数の検証をする必要があることが、FXの勝ち組になる秘訣の二つ目です
最低でも1,000回ぐらいのトレード回数は欲しいかなぁ〜
GOを出せる期待値か
最後に確認すべきことは
その期待値で「GO」を出せるかです
問題1で解いた期待値50円のトレードを
あなたはやりますか?
ということです
年間に200回トレードできるとしても、年収1万円にしかなりません
サーバー代を考慮するとマイナスになるので、
問題1のトレードを年収100万にしたいという方は
- 年間トレード数が20,000回ある
- Lot数(ベット数)を100倍にする
- トレード数に応じて適正なLot数に調整する
みたいな条件に当てはまる場合、GOできる基準になるというわけです

期待値を具体的にトレードに落とし込む方法

ここまで理解している方は
FXトレードをしている20%ぐらいかと思います
ここから先は全体の上位5%に入るための考え方です
ここまで理解できれば
FXで長期的に勝てる可能性はグッと高まるよ!
今回は年間120万円(月10万)を稼ぎたい!という設定を具体的に考えてみようと思います
ぜひそのまま自分に当てはめてみてください!
ここで必要なものは3点です
- 資金はいくらあるのか
- メンタル的に損失に耐えられる金額
- 自分が「GO」できる検証結果
資金はいくらあるのか
FX自動売買の稼働は絶対に余剰資金でおこなってください!
- 余剰資金がない人
- 借金がある人
に該当する人はまず余剰資金を作るところから始めましょう
※そもそもFXは30万円以上の余剰資産がないと口座の審査に通らないはずです
ここでは余剰資金が100万円と想定します
メンタル的に損失に耐えられる金額
ちょっと抽象的なので、FXで考えると
「最大ドローダウンをどこまで許容できるか」
これがいわゆるリスクがどこまで取れるかです
【最大ドローダウンとは】
検証をした集計期間内の累計利益のピークからの最大落込み幅のこと
自分が「GO」できる検証結果
今回は以下の検証で考えてみます
期間は2016~2020の5年間です
資料1

資料2

資料3

この検証の特徴
- 100万円を可能な限り、最大限のリスクをとっている
- 勝率は2割弱なので、しばらく負け続けるトレードを覚悟する必要がある
これらの情報をよくよく考えて見えてきたことを箇条書きしてみると
- 100万円の証拠金で年間100万円の収入は厳しい
- これだけリスクをとっても年間リターンは30〜40万円程度
- 単純にリスクをそのままにしたとしても300〜400万の余剰資金が必要
これらを考慮して、
- 年間リターン30~40万を見込んでそのまま稼働する
- 仕事を頑張って300万を貯めてからそのまま稼働する
- そこまでリスクを取りたくないからLot数を下げて年間12万(月1万)程度を見込む
- 他のロジックも調べてみる
具体的にこんな感じの方法をとるのが、最終的な着地点になると思います
まとめ:期待値で取るべきリスクを知る。それを自分のトレードに落とし込む!

本記事をまとめると
期待値とは
「1回あたりのエントリー⇨決済で稼ぐことができる可能性を持つ値」
のこと
期待値について考えるべきことは
- 「過去で稼いだか」ではなく「未来で稼げる可能性があるか」
- その値は信頼できるか?
- GOを出せる期待値か?
長々と書きましたが、結局FXでは
期待値をどれだけ取れるかのゲーム
と考えています
自分自身に合ったトレード戦略を見つけていきましょう
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今日が1番若い日です
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今回はこのへんで!
では!
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